2010年11月号
「幼児教育について」 想像力
私は、30年間で4千人の指導暦の中で様々な種類のハンディキャップを持った子を何人も指導させていただいてまいりました。
また、2才で分数ができるようなIQ180以上の子も指導させていただいてまいりました。
当初は、自分自身の経験だけでは良い指導方法は見つかりませんでした。
その後、想像力を使う方法を見つけました。
目をつぶり、その子のことを思い浮かべます。
すると、その子が何を求めているかが頭に浮かんできます。
想像の中のその子にそれでいいのか問いかけます。
OKならばすぐに頭の中のその子は消えます。
違う場合は、また別のアイディアを考え、想像の中のその子に再度問いかけます。
こういった繰り返しの中で、今ではどんな障害のお子さんが言葉と学習において、診断に見えても指導方法を見つけていくことができるまでになりました。
相手のことを真剣に思う想像力って本当にすごい力があるのだと思います。記憶→理解→推理→想像→発想→逆想の順でひらめきは生まれます。
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