2011年 11月号

「幼児教育について」 5感と勉強の出来不出来の関係

人間は生後2ヶ月で既に言葉を話す準備をしています。
口をとんがらせて、「あー」「うー」と言っているのがそれです。
この時期に親が顔を覗き込んで色々声をかけていかないとその後の言語能力に影響します。
この頃より触覚がぐんぐん成長していくので赤ちゃんにたくさん触っていく必要があります。
触ることが少ないとその後の脳の成長にも大きく影響します。
最近よく聞く発達障害の中の統合失調症というのもその1つです。
脳が成長するには2つの分野があります。
それは、感じる心の分野と理解する脳の分野です。
どちらも人間がより人間らしくあるために大切です。
心は脳で形成されています。
理解力が良くても感じる心が弱ければ脳の性能が半減します。
感覚自体がよく、優しくて強い心を育てるには、5感を鍛えていくことが大切です。
5感の中の味覚は、胎内で8割ほど既に出来上がって誕生するようです。
母親が口にする食べ物には本当に注意したいものです。
喫煙は胎児の脳と体への影響を考えれば良いことは1つもありません。
次に嗅覚そして触覚ができ上がって来て視覚は約4歳、聴覚が約8歳といわれます。
触覚を高めるとは、触ること抱きしめることキスをすることマッサージをすることです。
これらを意識して行って欲しいと思います。
感動する心がママに少なければ、子供が自ら感じ取っていく力が弱まるのも致し方ないのでしょうか?
いいえ。ママがそうであればステキな場所にどんどん出かけていくべきです。
それは、自然の場所だけに限りません。
しかし自然の場所には触覚を通して人間の脳を育ててくれる物がたくさん存在していることを忘れないで下さい。
記憶力、理解力、推理力が良いと学校の勉強をしている間は良い成績が取れます。
しかし、社会にでて同じだけの学力や資格のある人がいれば5感の優れた人が社会では必要とされます。
何より人間らしい感性が今後益々大切となっていくでしょう。

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