2011年 10月号

「幼児教育について」 本当のほめ方

子育てでは「ほめて育てる」の反対に「叱って育てる」があると思います。
ママ達からどうほめていいかわからず結局叱るほうが多くなってしまう。と言う意見をよく耳にします。
ほめるというのは「よくできました。」や「じょうずだね。」を連発することではないのです。
周りから大切にされ自分に自信を持って生きていける子になって欲しいという親の願いを言葉にするのです。
例えば『部屋を片付けておいてね。』と子どもに言い、片づけが済んだ時、あなたはどのような言葉をかけますか?
「わあ!きれいになったね」ですか?
これは単なる事実や結果を伝えただけです。
本当のほめ言葉は 「わあ!片付け上手だね!」 です。
こちらは、その行為の優れた点をその子自身にも気づかせてあげています。
これこそが、次はもっと上手にやってみよう!というヤル気につながっていくのだと思います。
このポイントは、ママ自身が「自分の子どものころより良く出来ているな。」と感じられているかです。
全てにおいて良くおできになられたママでも、「ママが小さかった頃よりとてもきっちりなんでもやれるね。」や「ママがあなたぐらいの頃は、まだこういう絵はかけなかったわ。」などと本人に自信をつけさせてあげる言葉が、入り口ではないでしょうか。
反対に「ママがあなた位の時は何でもとってもしっかりできたのよ!」といって叱っていることを何度か耳にした事はあります。
これでは良い素質も悪くなってしまいますね。
今日から本当のほめ方を実践していきましょう。
よく見て感じて、本当のほめ言葉をかけてあげましょう。

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