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やっと変わっていく日本の教育!!

2016-02-16
2016 年度から日本の教育が、戦後70 年の時を経てついに変わっていきます︕
現在小学校3年生以下からは、センター試験がなくなります。
大学入試が変わらなければ、高等学校までの学校教育を変えることが今までは困難だったのです。
センター試験に代わり「高等学校基礎学力テスト」「大学入学希望者学力評価テスト」これら2 つの新テストが新設されます。
一般入試、推薦、AO 区分が廃止。
国立・私立ともに個別選抜が変わります。
新テストに対し遅くも3 年後から学校側にカリキュラム・指導内容への対応が求められます。
「教科型テストと合教科型(理科+数学といった新問題)と総合型」へと変わります。
大学入学希望者学力評価テストは、「知識・技能」の判定技能に加えて「思考力・判断力・表現力」を中心に評価されます。
科目数は現行より簡素化されます。
英語では、民間の資格・検定試験の活用により「読む」「聞く」「書く」「話す」の4 技能をバランスよく評価することとなります。
英検でいえば、準1 級以上が満点扱いになります。
私の見解から、より簡単に申し上げますと英語の読み書きを今まで以上にできるようにしながら準1 級を目指すこと。
英検の2 次試験に合格できるためにも聞く力と話せる力を高めることが不可欠だということです。
言葉による表現力、論理的思考力、統計的思考力、科学に関する力、社会に関する力、問題解決力、情報活用力をつけていくことです。
そして、これらは幼児期に親子でたくさん遊ぶことや絵本を1 日10 冊読むことがとても重要な鍵を握っています。
また、小学校低学年では記憶力、理解力、推理力を遊びと学びを通して高めておきたいものです。
高学年では、発想力、討論力、逆転的発想力を高めたいものです。
直営校MIRAI では、来年3 月より上記を踏まえ新大学入試に向けた幼児部新カリキュラムと指導要綱を完成させました。
これらを基本として来年度より指導に当たらせていただきます。

 

 

夢が持てる子どもに!

2015-10-18
職業についての夢を持つには、自分の好きなものが何であるのかを自分自身が知っていなければなりません。
「こういうことが好きだなあ︕」と感じる心が必要なのです。
好きなことは、家庭や学校を中心とした子どもたちが多くの時間を過ごす場所で感じるものです。
人は脳でそれを感じ取ります。
つまり、心は脳に存在するといっても良いでしょう。
ですから、知能を高めると同時に情操面も大切に育んでいきましょう。
成績が良いことが、生きる上で最も大切であるかのように育てたら、大学生になった途端に、次は何を目指して行けば良いのか迷い出してしまうでしょう。
私は、新卒入社といわれる大学4 年生の面接を長年してきました。
一次面接では志望動機を上手に言えても、好きなものが何であるのかを話してもらう内に途端に辻褄が合わなくなってしまう大学生の多くを見てきました。
好きなものが何であるのか、そしてそれを将来の仕事にして行くためにどうしたら良いのか。
このことを、自分の頭でしっかりと導き出せる心豊かな人に育んでいきましょう。
夢が持てる子どもに!

 

 

ディベート力と中学受験

2015-10-16
国立附属中学校受験では、ディベートのテストが大抵行われます。
ディベートとは、与えられたテーマに関して話し手が肯定・否定の立場に別れ、相手を説得するよう述べ合うことです。
ディベートでは、自分が否定の意見でも肯定側で述べ合うこともあります。
相手の意見を論破し論理の組み立てをすばやく打ち立てる力がディベートでは必要なのです。
論理立った物事の考え方の基本は、家庭で身につくものです。
勿論多くの書物を読むことも必要でしょう。
しかし、社会的問題、道徳的問題などをご家庭においてお子さんに論理立ててお話してあげることが一番必要なことだと思います。
但し、社会に出てからは、この欧米的ディベート力だけでは日本においては勿論、世界中においてもまだ十分とはいえないでしょう。
さまざまな価値観を持つ人間と、数多く接し経験を積んだ人が相手のハートをつかみ物事を平和に推し進めていけるのだと思います。
論理的能力+価値観の多様性を認められる人間性が、これからの子ども達をより幸せにしていくことでしょう。

 

 

我が子に絵本を読めば結局親が得をする!

2015-10-14
先日、当直営校で中学生の進学面談をした時のことです。
通常250 点満点で240 点前後を取る生徒さんとそのお母さんとの面談でした。
『乳児期から絵本はどの位読んで差し上げたのですか?』と、私はお聞きせずにはいられませんでした。
「図書館で借りてきたものと合わせると毎日10 冊ぐらいですね。」とお母さんは教えてくださいました。
その生徒さんは、教科書を1~2 度読むだけで全て理解して覚えてしまうそうです。
こうした力が6歳までに付いていれば、中学生になった時にはテストなど怖くはありませんね。
東大生と一般大学生を比較すると幼児期に絵本をいつも読んでもらっていた割合が東大生は、一般大学生に比べて2倍という統計が出ています。
国立と私立とでは授業料にも2倍から4倍ほどの差があります。
乳幼児期に親御さんの時間を絵本に費やすことで、我が子が18歳になった時にはその時間がお金の差になって戻ってくるのです。
正に Time is money ですね。0~3 歳の時に、1 日10 冊読んであげていれば4歳位からは、1人で絵本を読み出します。
ですから、絵本を親御さんがお子さんに読んであげる期間というのは0歳~4歳の4年間だとも言えます。
この大切な時期に絵本を読んであげず、小学生になってから国語の読解力が足りないことで、悩むことのないようにしたいものです。
我が子への絵本の読み聞かせは、1日10 冊で天才、5冊で秀才になると心しておきましょう!

 

 

心が折れる

2015-07-18

 
人は言葉で救われることもある代わりに言葉で前に進めないほど心が折れてしまうことがあります。
 
毎日辛い現実を乗り越えて生きている時に気遣いのない人が放つ思いやりのない言葉で簡単に心が折れてしまう時があるのです。
 
言葉は言霊。
 
美しく優しい言葉を話したいものです。
 

言葉と頭の良さ

2015-07-10

 
怒りっぽい人と許す人
 
常に怒りの心が出やすい人は、頭の中の一部に固い部分があるのだと私は感じています。
 
これは、乳幼児期から思考の臨界期と言われる12歳まで育った場所で与えられた何らかの恐怖心からくるものだと感じています。
 
一般的に温和な人は 理解力が高かったり人に対する許容範囲が広いと感じます。
 
脳の中に固まりを持たないために温和でいられるのだと思います。
 
成長期の子どもに恐怖心を与えるような叱り方は避けたいものです。
 

”インセンテイブ”つまりやる気の元

2015-07-03

 
例えば子どもが何かを正しくやれたら、親は大袈裟なくらい喜んであげましょう。
 
子どもの脳裏に焼きつく笑顔満面の親の顔は、次へのやる気につながります。
 
やる気の“気”の発信地は脳にあります。
 
誉められて気持ちの良かった経験を脳が記憶していて次へのやる気につながるのです。
 
誉める材料は何からでも構いません。。
 
親の笑顔が子どものインセンテイブを引き出せるよう思いっきりの笑顔で誉めて、向かい合っていきましょう!
 

教育のIT化とことば発達法

2015-06-23

 
東京ビッグサイトで行われている、教育ITソリューションに本日行ってきました。
 
コンピューターの進歩は留まるところを知りません。
 
今年で6回目とのことで、場内は様々なITシステムを見ることができました。
 
 実は、私は大のコンピューター好きなのです。

27年前周りは持っていること自体が珍しい時代に100万円も出して購入しました。
 
世界と繋がっている。というワクワク感が止まらなかったからです。
 
いつか、このシステムを使い何か自分のオリジナルなものを世界に知らせられたらということが夢になりました。
 
あれから27年。
 
インターネット上で、7年前から販売し始めました「荒関式ことば発達法」のDVDを4000件以上の方々に購入して頂きました。
 
教育に全力投球で34年携わってきました
 
私の集大成の作品です。
 
今年は、更なるステップとしてインターネット教室の開校を予定しています!!
 

ことばが出てこないとは

2015-06-18

 
原因の一つ呼吸の援助である縦抱っこではなく横抱っこ中心の育児
 
哺乳類は生まれ出た瞬間からしばらく母親が赤ちゃんを舐めて呼吸の援助を行う。
 
人間で言えば、生後3ヶ月までがこれに匹敵する。
 
犬や馬などは赤ちゃんの体を舐めて口のなかに残った羊水を吐き出させたり目の周りについた粘膜をとったりする。
 
しかし、それ以上に生きる上の重要な刺激をあたえている。
 
その刺激の意味は、呼吸につなげることである。
 
ライオンや馬、犬などは赤ちゃんを抱っこできない。
 
だから、舐めて呼吸を援助する。
 
しかし、それでも呼吸を上手にできない赤ちゃんはそのまま見捨てる、それが動物だ。
 
人間の赤ちゃんは見捨てるようなことはない。
 
ただし、呼吸が上手くできていないことに気がつかず
 
子育てを行い、ことばが出てこないことに驚く。
 
生後3ヶ月間の子育てで、ことばの遅れはスタートされていたことになる。
 

推理力の大切さ

2015-06-16

 
来春卒業する大学生達に会社説明会をしました。
 
その中の1人に国立大学の教育学部を今春卒業した方がおられました。
 
教員試験の1次は合格したが2次面接で落ちたとのことでした。
 
そりゃ落ちるよ君!という大学生や、つまらない授業をするんだろうなあと思える元教師職の面接を今まで何人もしてきました。
 
コンピューターが日本に入り込んでいない時代ならまだしも、
 
ネットでいくらでも楽しい授業のビデオが見られたり、知識を入力できる時代に暗記力だけで教えられたら生徒のほうが黙ってはいません。
 
暗記力、理解力、そして推理力があって初めてしたいことが近づいてくると思います。
 
挙句に採用されるのは発想力や逆想力までもがあってこそやりたい仕事を手にできる時代なのですから。
 
私の主催する知育教室エンジェルコスモに通ってほしかったなあー!
 

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