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学力が向上するとは

2017-12-01
塾を経営して早37年。
いわゆる勉強が良くできる子(賢いとは別です)は、結局のところ長時間机に向える子だと分かった。
医大生はテスト前1~2週間、毎日7~10時間程勉強するとのことだ。
教科数も、内容も膨大だから仕方がないそうだ。
運動は、筋肉を鍛えなければ上達が望めない。
勉強における筋肉を鍛えるとは、脳を鍛えることだ。
それは集中できる時間を伸ばしていくことに繋がるのだ。
時間をかけて思考を重ね、素早く答えが導き出せる脳にしていくのである。
しかし、勉強の苦手な子は座っていられない。
文字を見ているだけで眠ってしまうこともある。
勉強における集中力とは、言語の理解力が土台に必要であると思う。
しかも、それは3歳までにある程度が出来上がってしまう。
親が話す言葉が決め手だ。
正しく論理的に話せる親かどうか・・・しかしそんな親ばかりであるはずがない。
だから絵本を沢山読んであげてほしい。
東大生に、幼児期に絵本の読み聞かせを沢山してもらった経験を持っているかどうかのアンケートをした所、ほとんどがその経験を持っていたそうだ。
思考の1つの特徴は情報処理にある。
そのスピードを上げる練習を積み重ねていく時にカギとなるのが文章を理解するスピードだ。
そこが遅いと集中力が続きにくい。
国語は全ての教科の基本だ。
国語の力を作るのは6歳までの親の責任だ。
でも、既に小中学生になってしまっていたならば思考力を数と図形の分野から鍛えて論理的に考えられる脳を作るのが良いだろう。
なぜなら、言葉は数と形の組み合わせにより出来るという知能因子論が確立しているからだ。
乳幼児期に積み木やブロックをすることの大切さもここにあるのだ。

 

 

幸せとバランス

2017-11-16
心も体もバランスを崩すと不調を起こします。
私は、塾講師を30年以上してきましたが、教育現場では、30年前までいじめによる自殺ということはほとんど聞かれませんでした。
20年前まで、うつ病という言葉は一般化されていませんでした。
10年前まで、発達障害という言葉自体が定義付けされていませんでした。
これら現代病の根本は、水と大気の汚染が進んだ中での野菜、魚、肉の摂取により、妊婦の体と心を蝕んできたのだと感じています。
できるだけ安心安全な食べ物で子ども達を守りながら幸せに暮らすには、今後は今まで以上に幸せのバランスを取っていく必要があると思います。
人工知能が、子ども達の勉強を指導してくれる時代がもうそこまで来ています。
それは、先生という職業が本来の仕事になれるチャンスでもあると思います。
つまり、人と人とのコミュニケーションの取り方や、生きる術を指導することが先生の仕事になると思うのです。
どんな職業においても、学力もあって人間的にも素晴らしい人はほんの一握りではないでしょうか。
ならば、学力こそ人口知能に今後は委ね、天才はより天才へ。
分からない子はどこまでも分かるように上手に教えて貰えば、どの子も伸びるでしょう。
そして、人と人とが本来どうあるべきかを、教える場こそが義務教育機関となる必要があると思います。
それまで、MIRAIは「ほめて伸ばす教育」の中で、人としてどうあるべきかを導ける場としても努力を続けてまいります。

 

 

「ありがとう」の反対は「当たり前」

2017-11-02
「人は亡くなる前の5 年が最高に幸せだと感じられれば、それ以前がどんなに苦しく悲しいことがあろうともその人の一生分が輝き、素晴らしいものになる。」と15年程前に尊敬する方からお聞きした時、両親のことが即座に脳裏に浮かんだ。
2人共79歳だった。
心配ばかり掛けた両親にここから出来るだけのことをしてあげようと思った。
そして、自分自身もいつ死んでも良いと思える位の人生にしよう︕と更に決意を固めた。
それから5年後に母、7年後に父を見送った。
親孝行がぎりぎり間に合った気がした。
それは、最後の5年間沢山の「ありがとう」を言えたことだ。
私は運よく両親がいて自分が50代になるまで親子でいられた。
これだけでも決して当たり前のことではない。
だから、当たり前だと思っている様々な現状を見直し「ありがとう」を沢山言える自分でありたい。
少しだけ勇気が必要だけれど、明日からいろいろな場面で「ありがとう」を笑顔で言ってみよう。
当たり前だと思っていたことが、失ってから気づいたのでは遅すぎるのだから。
そんなことを考えながら、ネットを見ていたら1歳から12歳まで教えさせて頂いた教え子を見つけた。
彼女は東大の法学部で学んでいた。
裁判官になりたいという夢に向かって大きく前進していた。
自分の好きなことが分かり、夢を持ち夢に向かって勇気を持って突き進むことが出来る子を育むこと。
これが私の使命だと思っている。
その通りに育っている教え子に「ありがとう︕」という言葉が思わず口から出ていた。

 

 

親の言葉

2017-10-26
良くも悪くも子どもは親の鏡です。
親の言葉使いから始まり、親の人への対応を見て子どもは鏡のごとく生きていきます。
それを親が自覚するだけでも、親はより良く変わっていけるはずです。
子どもに幸せになって欲しいと、願わない親はいないはずです。
幸せの条件は人様々ですが、幸せになる条件として人付き合いが上手な方が良いに越したことはありません。
つまり、言葉が重要なのです。
挨拶から始まり、感謝を口にできること。
これは、0歳から始まっているとも言えます。
親が子どもに日常口にする「おはよう。」」「おやすみなさい。」「ありがとう。」などの言葉に心を育む栄養が沢山入っているのです。
また、子どもは、親が他人に話をする言葉を聞いて育ちます。
言葉は言霊ですから、人の心、つまり脳を占領していきます。
美しい心のこもった言葉を使うことを心掛けていきたいものです。
手本になるのが、絵本です。
日本語の美しい響きのある絵本を親子で沢山読んで、心と脳の天才児を育ててください。
期待しています。
1日10 冊の絵本は天才児、1日5冊の絵本は秀才児を育みます。

 

 

ひとりで学ぶまでの勇気

2016-05-20
私は15 年前、MIRAI で講師として6年間勤務させて頂きました。
その後結婚をし、現在は我が子2人をMIRAI に通わせて頂く立場となりました。
勤務させて頂いていた6年間で教育について大きな衝撃を受けたことが一つあります。
それは、生徒を伸ばせる指導者というのは学ぶ感動を最初に与えられ、学び続ける勇気と楽しみを見せていけるのだということです。
また、どのようなレベルの生徒でも生徒が分かる一歩手前まで降りて行きそこからリードを続けていくことが出来るものでもあるということです。
MIRAI の荒関代表は正にそのものズバリでした。昨日まで、全くやる気のなかった生徒をたった1回のレッスンでいつも変えてしまうのです。
それを目の当たりにすればするほど自分の力のなさを思い知らされたものでした。
しかし、そんな私にも転機が訪れました。
荒関代表から教育について話があると呼び出された時のことです。
「塾の先生とはどうあるべきだと思いますか︖」と尋ねられました。
私は『生徒と共に成長していくべきだと思います。』と、返答をしました。
「真反対です。」と代表はおっしゃいました。
「我々塾講師は生徒の夢や希望を叶えたり、夢や希望自体を作れるように能力をつける者なのです。しかし学び
の感動が生まれるレッスンは簡単ではありません。でも、講師がそこに向かって歩み始めることが出来れば近付いていくのです。」
公立中学校での指導実習を経験していた私には何か引っかかるものがありました。
その後一人でじっくり考え一つの答えが生まれました。
教育に違いがあるのではなく、背負っている種類が違うのであると分かりました。
公立の学校教育は、学びのノルマが文部科学省から与えられています。
才能を伸ばすなどというものは、その後でありどの生徒にも平等に学びを与える場であるということです。
そして私が勤務させて頂いた私塾では、才能の芽がよりよく伸びるように一人ひとりの生徒の現在の知力を知った上で将来才能が開花できるように導くことなのだと分かったのです。
但し、分かっただけではできません。そのことを代表に尋ねました。
「その通りです。しかしそれができるにはギフトを貰っているかいないかでハンディがあります。(ギフトとは教育者としての使命です。)人を導くには人の気持ちが読めなくては難しいのです。気持ちを読むとは想像です。我々の場合幼児から中学生までの気持ちをその年齢に戻り、自分ならこのように思う。ということを良く理解できる子できない子の立場で、話したり教えたりすることです。つまり、思考が立体的でないと難しいですね。」と話されました。
私の思考は2D 位で代表は確かに4Dだといつも感じていましたので益々今後どうしていったらよいのか分からなくなり代表にまた尋ねました。
「だから、入社から3年位は生徒の点数を追うことを第1とするのです。点数を下げないよう生徒の弱点を知り共に伸ばして行く応援団だと知ってもらうことです。そうすれば生徒はとても勇気がでてきて学ぶことが楽しくなります。一人で学ぶより共に学んでくれる人がいると思ったら、勇気が出て来るものですよね︕」と、なんと学校教育しか知らなかった最初に出した私の答えと重なったのでした。
その答えは塾講師としてどう歩めば良いのかも示唆していたのです。

 

 

『読む・書く・聞く・話す』力の必要性

2016-04-18
新4年生以下の子ども達が、大学受験の際に実施される新テストが2019年度から実施されます。
このテストは新中学2年生から移行期間となります。
内容は「合教科・科目型」「総合型」となっていきます。
そのために必要な思考力・判断力・表現力とは、知識・技能を活用し、そして自ら課題を発見しその解決に向けて探求し成果等を表現するために必要な能力であると文部科学省は定義付けています。
思考力をつけるには『読む・書く・聞く・話す』力の育成が基本となります。
この4つの力を高めることはすなわち思考力・判断力・表現力の向上につながるのです。
英語の学科を始め言語は全てこの4技能が基本です。
現代は多くの情報から、なりたい自分になるための判断力を育んでいくことも重要です。
その判断力も『読む・書く・聞く・話す』の力から生まれてくる物です。
教科を超えた思考力・判断力・表現力が合教科問題になり検査されるようになってくるのです。
これら4つの力が高まり、同時に感性も育まれてくると自分以外の周りにも視点を置くことが出来るようになります。
エンジェルコスモに3歳で入会された直営校の西田圭吾君は、小学校3年時にフェアトレード問題について大学の学園祭で発表されました。
こうしたことは、『読む・書く・聞く・話す』の総合能力なくしては不可能なことでしょう。
彼は、今年度中学1年生になられ英検では準1級を学習中です。
2級は5年生で取得しています。
英語の基本は、正しい母国語の入力からです。
ご家庭では、正しい日本語とその概念をお子様にお伝えください。
2016年度より直営校MIRAIでは『読む・書く・聞く・話す』の4つの力が日本語と英語の両方で向上していく内容をカリキュラム化しました。
そのため宿題の内容や量が変化していますが、ご支援ご協力の程何卒宜しくお願いいたします。
このカリキュラムが、子ども達の未来を照らし続けるものになりますよう講師共々、精進してまいります。

 

 

家庭教育の使命 学校教育の使命 塾の使命

2016-03-20
塾は、経済産業省の事業分類で「特定サービス産業」に分類されています。
つまり、サービス産業の一種で、教育を人々に提供する業種なのです。
学校は「学校教育」です。
サービスの提供はありません。
そのかわり、学校には教育のノルマが国から与えられています。
ノルマとは、教育期間に子ども達に教え、理解させるという内容のものです。
その中の国語力が、静岡県の小学六年生に足りなかったという結果が2年前日本中に知れ渡ったわけです。
国語力とは「論理的思考力」ともいえます。
それでは、静岡県の小学校では論理的思考力を育みにくいのでしょうか?
又は学校の先生がノルマを果たさなかったのでしょうか?
まず、思考力とはどのようにできるのでしょうか?
0歳~2歳ぐらいで言葉を覚え、3歳~4歳で物の持つ概念を覚えます。
概念を覚えるのは家庭です。
しかし、保護者が概念を教えず、正しい日本語を話さず絵本も読んであげなかったとしたら、子どもが自ら考えるための材料が不足します。
思考力をつけるとは、0歳児から始まっていることなのです。
静岡県の国語力を憂う時、私は学校教育の前に家庭教育であり「毎日絵本を10冊読むこと」を推奨せざるを得ません。
静岡県は寒さの厳しい他県に比べ、子どものいる女性が働く場所は多いと思います。
秋田県の小学六年生が国語力で一番でしたが「秋田方式」という勉強法で、小学生から自宅で学んでいるそうです。
私は教育の良い方法はどんどん真似をし、子ども達を伸ばしていく考えをもっています。
早速その本を購入し、現在読んでいます。
現代の家庭のあり方は、昭和の時代に比べると本当に千差万別であり個人主義が進んでいます。
従って、学校教育での統一性は、とても難しいものがあると思います。
教師の苦労は昭和のそれとは別なところで、心が疲弊するのではないかと察します。
その点、塾は、生徒の入会退会が自由です。
そしてどこにも守られていない分、貫きたい教育の道を自ら作っていくことができるのです。
つまり、オリジナル教育の提供こそ「教育のサービスができる業種」なのです。
22歳だった35年前、私が生み出したかった教育は『子ども達が幸せになれる教育』です。
教育が二度と政治に利用され戦争につながらないこと。
それには、自ら考えられる頭と感じる心をもつことなのです。
知識と心を育むことで本当の自由を見つけ、誰にも侵害されない知恵をもたせられることこそ家庭と学校と塾が行なっていかなければいけない教育だと私は捉えています。
子どもの幸せは、パパやママに沢山触って目を見て話しかけてもらうこと。
ここが原点なのです。

 

 

ミライに生きる子どもたちのために育みたい力

2016-03-06
34年間教育界に身をおかせて頂きながらも、様々な異業種の代表の方とお会いしてきました。
34年間の中には、バブル崩壊後に廃業に追い込まれた方もおられました。
近年、子ども達に教育だけをしっかりと受けさせておけば良いという時代は終わったと感じています。
私は5年前より直営校MIRAIにおいて、育みたい3つの力を提言してきました。
1.夢を描ける力
2.優れた人と物の持つセンスに気づく力
3.お金をコントロールできる力
日本人は、そろばんをはじめとしてお金の計算はしっかりとできる人種ですが、学校教育では、お金をコントロールできる力はどこにおいても育まれていません。
つまり、家庭においてのお金の扱い方や与え方がお金に対するその後を決めてしまうといっても過言ではないでしょう。
勿論、親がお金をコントロールできない場合に、反面教師となり子どもが自ら学ぶようになる場合もあります。
しかしそれは希であり、通常は身の丈の範囲で使うことができるように育てることが必要です。
その上で、いかにお金を増やしていくことを考えられる頭を育むのか、なのだと思います。
日本では戦前より、三井、三菱、住友といったような財閥の方でない限り、一般国民はお金をコントロールできる力を学ぶべき時代であると感じています。
我々は、働いた対価の内税金を5%以上義務として国に納めます。
江戸時代の年貢米のようです。
そこに不満はあっても、対応策などを最初から考えようとしないのが普通です。
脱税はいけませんが、考えることで日頃の働き方を変えることはできます。
福沢諭吉先生は「人間にとって1番幸せなことは、好きなことを仕事にすることです。」とおっしゃられています。
夢を描ける力が育っていれば、好きな仕事に近づいていけるでしょう。
人生はどの位優れた人と物に出会えるか、そしてそれに気づけるかなのだとおもます。
日本はこのままの政治状況でいくと、貧富の差が広がっていくでしょう。
そうなると、親が子どもに残すべきことは財産ではなくお金を生み出せる力とコントロールできる力なのだと思います。
TOYOTAから電気自動車が新たに発売されます。
名前は『MIRAI』だそうです。
開発に携わってきた36歳の私の教え子第1号が、メールでそのことを私に知らせてきてくれました。
彼も幼児期からの夢を形にした1人です。
又、現在社長になっている教え子達にもお金のことは教えてきたつもりですが、コントロールできていることを願っています!!

 

 

幸せになる教育

2016-02-26
35 年前、22 歳の私は教育を志しました。
教育の道を歩むのであれば、子ども達を『幸せに出来る教育』をしたい︕という熱い想いで一杯でした。
当時は受験戦争真っ只中でしたが、『受験には勝つ︕しかも幸せになる教育を貫いていく。』といった信念を持っていました。
だからこそ現場で直接指導をしていた25 年間は、小中高受験生が100%合格できたのだと思います。
『幸せになれる教育』とは、自分の一番好きなことが何であるかということが分かるようになる教育です。
好きなことを仕事にし、生きていける力を育むことを大切にしてきました。
難関大学を出ても、好きなことが見つからないままに私の会社に面接に来る大学生を沢山見てきたからです。
子どもの良いところを認め、誉めていけば自然に子ども自身が人生の答えを見つけていきます。
例え就職試験に沢山落ちても、好きなことは一生の夢だからこそ心にとめて生きていけます。
一流大学に合格したり、一流企業に入社できることに幸せがあるのではありません。
どれだけ好きなことで身を立てられるのかに、幸せはあるのだと思います。
勿論、好きなことを仕事にしても人間関係が上手くいかなければ幸せは半減してしまいます。
嫌いな人のいない場所に、身をおく方法はあります。
それは、他人の良い点だけを見て誉め、嫌なところは見ないと決めることです。
嫌なところとは、往々にして自分自身も持っていたりします。
親がこのような教えの育て方をしてくれたら、そこで育つ子どももこのような考えになれるものです。
私は、今まで多くの従業員と共に働いてきました。
その中で、いわゆる一流高校を卒業した人たちに共通することがあることを知りました。
それは、指示に対して素直であると言うことです。
指示においての素直を言い換えますと、正しく記憶し理解力が高いので推理力も加えながら、確実にこなす力を持っているということです。
人間の思考の一連の流れは、指示を聞いた後にその指示を記憶し、理解し推理しながら行なうことです。
但し、その後にそれ以上の発想力を発揮するという点においては別問題ですし、新たなアイデアを出したりすることも別です。
素直でない人でも素直にさせる方法があります。
本気で良い点だけを誉めるのです。
すると、誉めてくれた人にだけはとても素直になってくれます。
もし、素直でない人がいたら、本気で良い点を見てあげようとしていないということですね。
そのために、指示する自分自身が嫌な思いをし続けることになるというのにです。
人間は、一生幸せを求めて生きていくものです。
その道標が教育と人間関係だと思います。
誰もが、お金で幸せは買えないことは知っています。
でも、その方法は一人ひとりが出会う人や経験、そして書物から学んでつかんでいくものです。
だからこそ、我々大人は子ども達の幸せへの架け橋になれるよう、互いに認めあい誉めあっていきましょう!!
『パパもママも、毎日本当によくがんばっていますね︕パパとママのがんばりがあればこそ、子ども達は幸せにまた一歩近付いているんですね。子ども達が成長した後の楽しい時代も待っていますからね。57 歳の私は、今人生で一番幸せですから︕』

 

 

思考力と絵本の関係

2016-02-24
知育教室を開校した当初より、私には言い続けてきたことがあります。
それは、『お子さんには1日10冊を目標に絵本を読んであげましょう!』ということです。
このことを入会よりずっと守ってくださったお母さん方のお子さんは、歴代全員トップ校に合格されました。
大学も国立私立共に日本のトップ大学合格でした。
但し、毎日10冊は容易なことではないはずです。ですから、10冊を目標に0歳から3歳までの育児を心がければ良いのです。
そのような育児の下に育てられたお子さんは、通常4歳位から一人で絵本を読み始めます。
お子さんのお気に入りが何冊か出揃うはずですので、そこに少しずつレベルアップした内容の絵本を加えていき、いつも10冊位にしてあげることが親御さんの役目になられていくでしょう。
つまり、親御さんの努力が必要な10冊は、3歳までの3年間ということになります。
この3年間がその先の国語力になり、全教科の基礎力になるのです。
「しまった!我が子は既に4歳、5歳、6歳・・・」と言う声が聞こえてきそうです。
巻き返しの方法があります!
テレビを消して、大人が楽しそうに本を読む姿を見せ続けていくことです。
また、いやがらなければ12歳ぐらいまでは一緒に絵本や本をお子様を膝に入れて読んであげてもいいのです。
スキンシップも兼ねて一石二鳥です。
下記はエンジェルコスモ式知能因子と言語能力の関係を表したものです。
乳幼児期の思考力の発達と絵本の関係性を表わしています。

年齢と考える素となる知能因子の関係

 

 

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