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記憶力と発想力

2015-06-12

 
幼時の知能検査結果がインターネットを使うことで、瞬時にデータとして出るようにシステムとテスト自体を9年前に私は開発しました。
 
このシステムは、日本では初めてであり未だ他に類を見ません。
 
毎日、日本のどこかでこのテストを受けたお子さんの結果が私にメールで届きます。
 
今日とても珍しい結果が届きました。
 
それは言葉における記憶力と発想力が通常のお子さんの2倍以上あるものでした。
 
近年お子さん方の知能検査の結果の傾向は、形の記憶力と発想力が高く言葉の発想力は、9年前に比べ低くなっていっている傾向がありました。
 
言葉の分野の点数が低く、形の分野の強いお子さんは、一人遊びの時間が長かった子に見られます。
 
つまり、言葉のない世界で手から受ける形のイメージを脳で記憶し発想して遊んでいたことになります。
 
形や言葉においての入力も多ければ、数の分野の入力数も自然に増していくでしょう。
 
そして、全体の知能指数は高まっていくのです。
 
絵本をたくさん読んで差し上げるのは勿論のこと、美しい日本語でたくさん語りかけていきたいですね。
 

私の使命

2015-06-09

 
今日は、久しぶりに衝撃発言のメール相談を受けました。
 
「荒関先生、助けてください。我が子は、言葉が全く出てこないだけではなく目も合わなく虫が寝転んでいるようなのです。」
 
我が子のことを虫と表現しているお母さんの切ないお気持ちとてもよくわかります。
 
誰だってそんな言い方、本当はしたくないのです。
 
でも、私はそういったお子さんを何人か指導させていただいてきた人間なのでよくわかります。
 
お子さんが虫なんかではなく、日本の宝の子どもとしてまずは目が合うこと。
 
歩くこと。
 
話すこと。
 
お母さんの望みに近づくように長年の経験と、直感力でその子に最もあった方法を導き出し話し始める糸口を見つけて行くこと。
 
これが私の使命なんだと今こそ思えるのです。
 

言葉を出させる第一歩

2015-06-05

 
子どもは遊びで知能を伸ばします。
 
つまり、遊ばない子どもの脳は発達が不十分になります。
 
子どもにとって遊びとは、生きることそのものなのです。
 
0歳から3歳までは自らの体の部位が自由に動くこと自体が楽しいのです。
 
広いところでハイハイをしたり、歩いたり、走ったり。
 
ボール投げをしたり、ピョンピョン跳ねたり。
 
そうした行動を通して遊びの幅が広がっていきます。
 
それ以上に運動は知能が高まります。
 
未熟児で生まれたり手足に何らかの障害を持って生まれたり脳自体に障害があっても運動遊びはそれらのすべてを改善していってくれます。
 
私はそうした子どもたちをたくさん見てきました。
 

頭のいい子や知恵のある子のママの言葉がけ

2015-06-02

 
頭のいい子や知恵のある子のママの言葉がけが子どもに掛ける言葉がけの違いに気が付きました。
 
単語だけでは決して話していないということです。
 
親子間では、主語や修飾語がなくても話は通じてしまいます。
 
例 えば「お風呂!」というだけで

「○○君、お風呂に入りなさい!」というのがわかります。
 
しかし、こういった単語だけの語りかけを常にしていますと物事の概念(言葉の持つ意味)まで考えないようになります。
 
物事には物の持つ意味があります。
 
これらを上手に子どもに伝えながら、話をしているママを見るたびにそうでないママとの大きな違いを感じるのです。
 

言葉の大切さ

2015-05-30

 
言葉がでてこない乳幼児の指導をさせていただく中で
 
言葉の不思議さにも気づかされ続けています。
 
言葉で人は傷つき、言葉で人が元気になる事実です。
 
人間の心は言葉で出来上がるのではないかと感じています。
 
赤ちゃんの頃から優しい思いやりのある言葉の中で育つ子どもの心。
 
罵詈雑言の中で育たなければならない子どもの心。
 
心が聞くもので形つくられるとしたら
 
聞くものである言葉は、愛にあふれた極上のものがいいですね。
 

海は五感を高めます!!

2015-05-29

 
潮干狩りや磯遊びは五感を高めるのに最高です。
 
肌を抜けていく潮風や足元の波は触覚を高めます。
 
潮の香りは嗅覚を高めます。
 
地平線を見つめたり、足元の波を見つめれば視覚が高められます。
 
波の音や海鳥の鳴き声は聴覚を高めます。
 
そして、海で食べるおにぎりは味覚をより高めます!
 
高い知能を育むためには、知育プラス五感を高める遊びの環境が重要です。
 
また、日本には四季があります。
 
四季を感じる行事をパパやママが大切にされることで、子どもの五感はより育まれていくのです。

お母様からお手紙を頂きました

2015-02-21

本年長男が、中学受験をしました。
私は、受験校を考える上で子どもにとって良い学校とは偏差値が高く、大学への進学実績がある学校だと思っていました。
受験前複数の学校説明会に参加をしました。
それらの説明をお聞きするうちに、子どもにとって良い学校とは、偏差値や大学への進学実績だけではなく、
人間としての品格や感性をも高めてくれる環境ではないかと気づくことが出来ました。
偏差値などだけで良い学校だと思っていたことは、私のエゴや見栄であったと気付いたのです。
直営校MIRAIの先生方には、受験に際してプロとして勉強でのアドバイスは勿論、さまざまなご配慮をして頂きました。
大変感謝いたしております。
私が、受験校の選択を間違えずに済んだのも、
我が子を客観的によく見てアドバイスをし続けてくださったMIRAIの先生方があったからこそだと思っています。
とかく、母親は目の前の我が子の本質を見失いがちになるものだと思います。
幼いころより、勉強を介して我が子を見守り続けてくださったMIRAIの先生方のアドバイスはとても頼りになりました。
春からは、本人が希望する中学校へと進学します。
中学生活を大変心待ちにしている姿に、私も嬉しい日々を送っています。

幸せになった者勝ち!

2014-12-10

受験シーズン真っ只中ですね。
私は講師として指導させて頂いてきた25年間、小学校受験・中学校受験・高校受験において
1人も不合格者を出さずに過ごしました。
これは、今思えばギネスものです。
この25年のノウハウを後進に受け継がせ、
1人でも多くの生徒さんに合格を手にして頂きたいと思います。
小・中学校受験のほとんどは、親御さんが受験を決められます。
つまり、結果においての責任も親御さんにあるわけです。
小学校受験では、お子さんを通して保護者の日頃の言動を見られるのです。
長年小学校受験を担当されている先生方には、すぐにそこを見抜かれます。
受験とは受験校の望む生徒に近づけることでもあるのです。
校訓からいかにそれらを読み取り現状と併せ持ち、言動していくかなのです。
中学、高校受験では勿論学力が優先します。
しかし、受験校のレベルが本人のレベルより高い場合には、
受験までの期間をいかに親子で戦うかがポイントになります。
戦うといっても、場合によっては口を出さないことも戦う一つになる場合があります。
そうした場合は、学習を担当されている講師からしっかりと状況を聞きながら進めていきましょう。

結果において
私は100%合格して頂いてきましたが、人生は「良いが悪くて悪いが良い」ということもあります。
つまり、不合格でも結果の捉え方でその後を良くする事はいくらでもできるのです。
逆に、合格してもそれが当たり前だと感謝の気持ちが持てず、
その後努力をしなければ幸せをこぼしていくのだと感じてきました。

長年の経験を通し
「人生は幸せになった者勝ち!」というのが私の持論です。
苦しいこと、悲しいこと、生きている間は無くなることはありません。
ならば、結果が良ければ大いに喜び、その後は心を引き締めていくべきでしょう。
又、結果が悪かったとしても、不合格だったからこそこういった良いことが待っていたのかと、
言える時が来るようにしていきたいものです。
受験のプロとして生きてきた25年間から受験と言うものを述べさせていただきますと、
絶対に合格されたければ、それなりの期間とそれなりの覚悟をお持ち頂くことが前提だと思います。
つまり、学力の無いままに合格してもその後学ぶことに力尽きてしまうことが多々あるからです。
小学校受験では、遅くも3歳までに知育をご家庭で取り入れて欲しいものです。
中学校受験では遅くも4年生までに基礎を確実に固め、
5年生からは応用力がついてくるようにすべきです。
高校受験では、
中学1年生の2学期までには受験校を決め定期試験ごとに確実に勉強を積み重ねて欲しいと思います。子どもの幸せは、温かい家族との団欒と友達がいること。そして、勉強が分かることです。
この基本を忘れずに進んでいってください。

子ども達は大人をよく見て聞いています

2014-08-07

子ども達は大人をよく見て聞いています

私は現代の学校こそクラス作りに力を入れ運動会や音楽会、遠足などみんなで行う行事がより楽しく感じられるよう先生が努力してほしいと思います。
そして、子ども達に生きる力をもっと与えてあげて欲しいと思います。
学校が嫌になるのは、友達がいないことが最も大きな原因です。
子ども達が友達ができる環境の提供とは、大人同士が和気藹々と協力しながら働く姿を見せることではないでしょうか。
それが現代の義務教育現場での役割でしょう。
エンジェルコスモの直営校MIRAIでは、受験に合格していただくことは勿論目標の1つです。
これは34年前から変わっていませんが、所属意識による安心感や幸福感を講師陣とともに大切にしてきました。
今年は1歳時から入会してくださったお子様方が、東大を受験されるそうです。
目標の1つが合格ですがゴールではありません。
厳しい時代に更に向かっていく子ども達をしっかりと導いてあげたいと心新たに思っています。

学校指導要領で「生きる力」を育むこと

2014-06-25

学校指導要領で「生きる力」を育むことが提言されてから数年が経ちます。
日本は水も食べ物も満たされているはずなのに、
日本の教育現場では生きる力を育む必要があるのです。
教育現場でのいじめや暴力は、大人社会の縮図です。
大人が仲間作りを子ども達に見せていける最たる場所は、家庭であり学校です。
しかし現状は様々な問題を抱え簡単には「生きる力」は育まれません。
なぜならば「生きる力」の根底には自己肯定感が必要だからです。
そして、これは幼少期に大人によって作られるのです。
保護者はもちろんのこと、先生と名のつく大人は子どもを認め誉めていくことがどれだけ重要なのかを知るべきなのです。



先日小学校の校長先生とお話をさせて頂く機会がありました。

『義務教育の役割はなんでしょうか?』
とあえてお聞きしてみました。

校長先生は
「勉強を教えることです。」
とおっしゃられました。

私は、
『資本主義が崩れつつある現代では、仲間作りができる子を育むための人的環境の提供が義務教育の役割だと思います。』
と述べさせていただきました。

現代は、地域や家庭でも子ども同士での遊びが成り立ちにくいと思います。
実際大人同士ですら他人との関わりが難しいのが現状です。
しかし大人同士が仲が良くなければ、子どもをいじめや危険からも守れません。
今こそ豊かな人間性を築く努力を先生、保護者をはじめ大人全員がすべき時代になっています!



文部科学省の基本的考え
【確かな学力】【健康・体力】【豊かな人間性】
これら3つが育まれてこそ生きる力となる。

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