成績の基
小学校6年生で理科や社会のテストで90点以下を取っている生徒は、中学生になると、理科や社会の定期テストで60点前後しかとれません。
つまり、通知表の5段階評価で3以上は取れないのが現状です。
中学生の理科と社会の指導を通してわかったことは、MIRAIの国語教材「イメージ問題」を6年生までに1級まで進めておくことが必要だということです。
つまり、理科・社会に限らず、どの教科も長い設問に対する読み取る力がないと理解がスムーズでなくなるのです。
理解をスムーズにする魔法の教材が「イメージ問題」です。
小学校教師や塾講師のプロでなくても、算数・数学の文章題で苦しんだ経験をお持ちの方ならば、この教材がいかに素晴らしいものかが分かっていただけると思います。
この「イメージ問題」は、私が探し求め始めてから10年目に見つけたものです。
あれから数多くの生徒達がこれを解き進め、中学受験にも役立ててきました。
また、近年の公立高校の受験問題は、まさにこのイメージ力なくして高得点は望めません。
しかし、お子様が6歳になるまでのお母さんの話し方を変えることで読解力の心配は激減します。
一つの例で言えば、お子様を東大生や慶応生に育てたお母さんの語りかけ方は、話し方、絵本の読み聞かせ方が大きく違うのです。
「絵本を1日10冊読んでください。」と私は言っていますが、私が見てきた天才児たちは、3歳までに1日10冊の絵本をママから読み聞かせてもらっていたのです。
ただ読んでいるだけではなく、読み終えた後、いろいろとお話をしていました。
その内容は、もうすぐ始まる「天才絵本クラブ」でご紹介したいと思います。
つまり、読み取る力の原点である言葉を聞いて意味を理解し答えを瞬時に導き出す力を幼児期から育んでいたのです。
よく、絵本を読んだ後、「お子さんに感想を聞いてはいけません。」ということを書いている方もおりますが、これは正しくもあり間違いでもあると思います。
理由は、「天才絵本クラブ」の中でお話しさせていただきます。
お子様が小学校1年生になって読み取る力がないのは、幼児期のママの絵本の読み方が少々もの足りなかったのです。
近年の高校受験問題では聞き取る力、書く力、読み取る力の3つが必要となっています。
つまり、その基を作るお母さんの正しい日本語の話し方が大切なのです。
お母さんの話し方を変えていきましょう。母親になった元MIRAIの講師スタッフから先日こう言われました。
「ボスに教わっている子はボスが脳へダイレクトに届く話し方をするのですぐに理解が出来ます。
何か、光線が脳の中までストレートに入っていっている気がします。」と。
限られたレッスン時間の中で、どれだけ子供たちの脳と心に自ら学んでいけるパワーをつけていくかを考え、今私はそれを講師陣に伝えていく日々です。