我が子に絵本を読めば結局親が得をする!
先日、当直営校で中学生の進学面談をした時のことです。

絵本の読み聞かせ

通常250点満点で240点前後を取る生徒さんとそのお母さんとの面談でした。
『乳児期から絵本はどの位読んで差し上げたのですか?』と、私はお聞きせずにはいられませんでした。
「図書館で借りてきたものと合わせると毎日10冊ぐらいですね。」とお母さんは教えてくださいました。
その生徒さんは、教科書を1~2度読むだけで全て理解して覚えてしまうそうです。
こうした力が6歳までに付いていれば、中学生になった時にはテストなど怖くはありませんね。
東大生と一般大学生を比較すると幼児期に絵本をいつも読んでもらっていた割合が東大生は、一般大学生に比べて2倍という統計が出ています。
国立と私立とでは授業料にも2倍から4倍ほどの差があります。
乳幼児期に親御さんの時間を絵本に費やすことで、我が子が18歳になった時にはその時間がお金の差になって戻ってくるのです。
正に Time is money ですね。
0~3歳の時に、1日10冊読んであげていれば4歳位からは、1人で絵本を読み出します。
ですから、絵本を親御さんがお子さんに読んであげる期間というのは0歳~4歳の4年間だとも言えます。
この大切な時期に絵本を読んであげず、小学生になってから国語の読解力が足りないことで、悩むことのないようにしたいものです。
我が子への絵本の読み聞かせは、1日10冊で天才、5冊で秀才になると心しておきましょう!
ディベート力と中学受験
国立附属中学校受験では、ディベートのテストが大抵行われます。
ディベートとは、与えられたテーマに関して話し手が肯定・否定の立場に別れ、相手を説得するよう述べ合うことです。

ディぺード

ディベートでは、自分が否定の意見でも肯定側で述べ合うこともあります。
相手の意見を論破し論理の組み立てをすばやく打ち立てる力がディベートでは必要なのです。
論理立った物事の考え方の基本は、家庭で身につくものです。
勿論多くの書物を読むことも必要でしょう。
しかし、社会的問題、道徳的問題などをご家庭においてお子さんに論理立ててお話してあげることが一番必要なことだと思います。
但し、社会に出てからは、この欧米的ディベート力だけでは日本においては勿論、世界中においてもまだ十分とはいえないでしょう。
さまざまな価値観を持つ人間と、数多く接し経験を積んだ人が相手のハートをつかみ物事を平和に推し進めていけるのだと思います。
論理的能力+価値観の多様性を認められる人間性が、これからの子ども達をより幸せにしていくことでしょう。


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