Teaching more than just English ~教えるのは英語だけではない~
2018/05/03
英会話の授業で学ぶべきことは何でしょうか。
フォニックス、言葉、文法、そして発音。あとは何でしょう︖
実は、私にとってもう一つ欠かせないことがあります。
それは英語圏の文化です。
学校や他の塾では見逃されがちですが、生徒にとって英語圏の文化に触れないということは本当にもったいないと思います。
英会話スクールでは生徒たちを英語圏の文化に触れさせるために4月にイースター、10月にハロウィンパーティー、12月にはクリスマスパーティーを行います。
しかし、MIRAIではそれだけでなく普段の授業から、海外に住んだことのある先生の話や、海外から持ってきたものなどを使い、とても有意義な教育をしています。
英語が言葉としてのみ扱われてしまうと、生徒にとって英語というのはずっと机上のものになってしまいます。
そこで、イギリス出身の私は英語圏から持ってきたおもちゃやボードゲーム、本、iPadに保存してあるイギリスで撮影した写真などをできるだけ授業で利用するようにしています。
また、英語圏についての面白い文化をよく教えています。
例を挙げると、先日、大雨が降った時、外で傘を差さずに歩いている私を生徒が発見しました。
そのあとの授業では、「なぜ、先生はこの前傘を差していなかったの︖」と聞かれました。
私は「I donʼt use an umbrella because a coat is sufficient(~に十分な)」と理由を述べました。
それに対して生徒たちは「I use an umbrella because I donʼt like rain」のような反論をしました。
普段の授業からそのような話題でみんなが盛り上がり、生徒が英語でのコミュニケーションをとても楽しんでいます。
いろいろな経験や情報を得る機会を持つと、英語という机上の概念が現実化し、形のある楽しいものになるのです。