MIRAI 専任英語講師 Richardからのメッセージ

2017/08/10
今年、イギリスのレスター大学のJim Kingという言語学の専門家が、ある研究結果を発表しました。
キング氏は、日本の学校における英語の授業を48時間ずつ30回見学して驚いたそうです。
ほとんどの授業で、先生たちは日本語で話し、生徒たちは静かにただ本を読んだり、文章を書いたり、CDを聴いたりしているだけだったからです。
生徒たちが英語で話す時間は平均で0.21%だったそうです。
日本では、学校でも日常生活でも、英語を話す機会がほとんどありません。
私が日本語を学んだ時には、スピーキングゲームというアクティビティが大変効果的でした。
例えば、何かについて「どう思いますか︖」と聞かれて、絶え間なくどのくらい話せるかを測ってみるという勉強法です。
次はもっと長く話せるようにと毎回挑戦していました。
このアクティビティは、言葉を沢山知らなくても、難しい文法を使わなくても、誰でもできるのがメリットです。
英語で、言いたいことが言えないから諦めるという考え方をなくして、怖がらずに心を開いて自分が言えることを何でも話してみること、まずは伝えてみることが一番大事なのだと分かるようになりました。
そのようなコミュニケーションができるようになると英語がより好きになり、自然にペラペラと話せるようになるのです。
一緒にがんばりましょう。

 

 

Copyright© 2012 幼児教室(知育教室)のエンジェルコスモ All Rights Reserved.