受験とは

2017/01/31
今年も受験シーズンになりました。
私は、『自分が直接指導させて頂いた時代は、小・中・高校受験共に25年間連続100%合格でした。』と言ってきました。
この結果に対する方法論をここでご紹介させて頂きます。
まず最初に、私の受験に対する考えを述べさせて頂きます。
受験は1度きりの勝負です。
従って、勝ち戦にするためには戦略が必要です。
戦略には、この戦の後受験生が何を得られるのかをまず理解して頂けるようにお話をします。
負けのことなど最初から考えません。
勝つための戦略を立てるからです。
過去のデータというものは、25年間の初年度はないわけですし、インターネットのない時代ですから情報すらあまりありませんでした。
そこで生み出したことが、負ける要素を排除していくということなのです。
例えば、苦手なものを克服させられるまでの期間を計算し、それを埋めるための時間がどれだけ必要かを考え、保護者様にお伝えします。
都会では、中学受験で勝つには小学4年生位から週5回~ 6回の通塾は普通です。
しかし浜松のような地方都市では、それを理解して頂くには至難の業です。
ですから、そこを宿題の量でカバーしてくのですが、4年生位までに家庭において自学自習の態勢がとれていなかったお子さんは、その態勢がとれるようになるまでに約1年かかってしまいます。
そうなると直ぐに5年生になってしまい、5年生の内申点を上げるのに間に合わなくなってしまうのです(国立・県立受験において)。
ですから、倍率の高い学校の受験には期間を逆計算し、受験勉強を始める時期や通塾回数をお伝えさせて頂いてきたのです。
小学校受験と中学受験には高校受験や大学受験とは別の意味があると私は思っています。
小学校受験に関しては、吸収力の高い大切な幼児期に親子で「学びの時間」を共有できます。
これは、IQを上げるだけではなく、その後も学び続けていくための器を広げることに繋がっていくのです。
中学受験では、どこの中学に入学しようとも、小学時代に一生懸命勉強して得られた力は、中学で学ぶ内容の吸収力を上げてくれます。
合格するために一生懸命勉強するということを経験していれば、合否にかかわらず高校受験へのスタートを既に切って進んでいるともいえるのです。
1歳児で当校入会、その後私が直接指導させて頂き国立附属浜松中学校に合格。
そして浜松北高校から東大に合格された生徒さんは、小学校1年生から3年生まで週2回通塾。
4年生から6年生まで週3回通塾でした。
勿論世の中には、そこまでしなくても東大に合格している方もまれにはおられるのでしょう。
しかし、一般的には合格を勝ち取るためには充分な期間や学習量が必要だということです。

 

 

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