直営校MRIAI 新入社員 小田大地 24歳
「小田君!今から私を指名しておられる保護者の方のお子さんの個別レッスンをしますから、
マジックミラー越しによく見て、後で感想文を出してください。」
と入社2日目に荒関代表に言われました。
そのお子さんは、
こだわりが大変強く幼稚園では先生がほとほと手を焼いているお子さんだと資料ファイルに書かれていました。
レッスンの前に代表と食事を共にさせて頂きましたが、
「今日の個別指導の準備をしたいから早く食べて先に行きます。」
と1時間前に席を立たれていかれました。
新米の僕は『代表のようなプロでも1時間も前に準備をするのか。』と思いました。
しかし、そうした考えは4歳の男の子が入室されてきたときにすぐに覆されました。
指示された部屋に入ろうともしないで、あばれはじめたのです。
『これがこだわりの強い、あの発達障害というものか!?』と思いました。
代表は「小田君、この子をしっかりと抱えておとさないように3階の乳児室に連れて行って。」と言われました。
暴れ続けるその男の子をなんとか部屋まで抱っこしてつれて行き、
隣の部屋のマジックミラーから指導を見学しました。
代表はまずは、その子をコアラちゃん抱っこで抱きしめること20分。
その間ずっと泣き続け、暴れ続けていました。
代表は、母親に優しくコアラちゃん抱っこの意味をぎゅうっと抱っこしたまま話されていました。
大分泣きがおさまったころ、代表が男の子にメロンぐらいの大きさの軽いボールを投げました。
すると男の子は嬉しそうにそのボール投げ返し、一緒に遊び始めました。
代表はその後幼児用の椅子に男の子を座らせました。
すると、さっきまでの様子がまるでうそのように代表と知育のレッスンを始めたのです。
数に関することや形に関することなど、しかも笑顔を見せながらやっていたのです!
代表がなぜ1時間の準備を要したのかが、この時わかりました。
常識や、普通という言葉が当てはまらず出たとこ勝負のようなお子さんに対応しなければ
結果を出せない教育の極みに立たされての指導をされてきたからなのだと気づかされました。
教育現場の難しさと深さに改めて感じていると、
「小田君、今日の指導は上手くいきすぎちゃったよ!本当は、もっと難しいからね!」
と言い渡され、更に驚いた新人2日目でした。
お母様からお手紙を頂きました
本年長男が、中学受験をしました。
私は、受験校を考える上で子どもにとって良い学校とは偏差値が高く、大学への進学実績がある学校だと思っていました。
受験前複数の学校説明会に参加をしました。
それらの説明をお聞きするうちに、子どもにとって良い学校とは、偏差値や大学への進学実績だけではなく、
人間としての品格や感性をも高めてくれる環境ではないかと気づくことが出来ました。
偏差値などだけで良い学校だと思っていたことは、私のエゴや見栄であったと気付いたのです。
直営校MIRAIの先生方には、受験に際してプロとして勉強でのアドバイスは勿論、さまざまなご配慮をして頂きました。
大変感謝いたしております。
私が、受験校の選択を間違えずに済んだのも、
我が子を客観的によく見てアドバイスをし続けてくださったMIRAIの先生方があったからこそだと思っています。
とかく、母親は目の前の我が子の本質を見失いがちになるものだと思います。
幼いころより、勉強を介して我が子を見守り続けてくださったMIRAIの先生方のアドバイスはとても頼りになりました。
春からは、本人が希望する中学校へと進学します。
中学生活を大変心待ちにしている姿に、私も嬉しい日々を送っています。