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素晴らしい先生が育つには

2016-10-26
世の中の様々な分野は、戦後目覚ましい発展を遂げました。
そのような中で教育の分野はどうでしょうか。
インターネットの活用は、教育の分野に視覚的な学びの広がりをもたらしました。
しかし、教育の目的の第一は「人造り」であると思います。
それは学力だけでは決して造れないものなのです。
なぜなら、「人作り」とは人間として幸せになる力を育むことに他ならならないと思うからです。
そして義務教育の間にそれを育まなければ、子ども達に誰がそれを育くんでくれるというのでしょうか。
教育には、学校教育、家庭教育、社会教育があります。
しかし、現代の日本では核家族化により家庭教育は希薄になるばかりです。
また、日本の18歳未満の学生達の幸せ感は、アジアの中の最下位だそうです。
これは、手をこまねいていられない問題です。
年間3万人も40代から60代の男性が自殺により命を落としているそうです。
寿命の尽きるまで幸せに生きられる教育をしていくべきです。
また、犯罪の低年齢化は止どまるところがありません。
ここまで来ますと、日本には幸せに生きていける力を育める場である学校と社会教育の立場の中にいる塾の先生達が最も重要なのだと感じています。
人間教育だけは、コンピューターでは発展しえないのです。
人間は人間でしか心を育めません。
更に本当の結果は四半世紀かけないと見ることができません。
本年は戦後より70年が過ぎ、日本の教育の変革が始まりました。(今までなぜそれが許されなかったのかは、教育業界におられる方ならばお分かりかと思いますが、ここでは割愛せて頂きます。)
いよいよ本物教育が出来る先生が必要な時代になりました。
しかし、多種多用な保護者の要望を学校にぶつけている現状と発達障がいを抱えた子どもが年々増え続けている昨今、何から手をつけるべきなのでしょう。
私は、とにかく本物の教育者を作り続けていくことだと提言します。
教育だけが発展を遂げられないのは、学力と精神力の2つを育てることに決めていないからだと思います。
社会で働くにもこの2 つが必要ながら社会にでてから精神力が育ってないことを指摘され多くの若者がうつ病を患っています。
先生と言っても人の子です。
勉強もできて、精神力もある人ばかりがなるわけではありません。
素晴らしい先生がおられても、その先生が退職された際、教育が受け継がれるには素晴らしい先生の教え子が先生になってくれた場合だけです。
しかし、その先生のようにできるようになる期間を考えると、四半世紀を必要とするのです。
これが教育分野が発展を阻まれてきた最大の原因だと私は思います。
今、精神力が高い先生と学力が高い先生のどちらも必要なのです。
そして、それを最低25年間続けることで幸せ感の高い子供たちを増やしたいものです。
ですから、2つとも備わっている先生を求めるのは四半世紀後にしてはいかがでしょうか。
素晴らしい先生を沢山育てる事が、教育分野の発展だと私は信じています。
だから、今日もMIRAIの先生たちと奮闘を続けます。

 

 

上手なレッスン下手なレッスン

2016-10-26
学生時代、面白くない先生の授業時間はとても長く感じたのは私だけではないでしょう。
しかし自分が先生になり、果たして当時の面白くない先生の授業より面白い授業が出来ているのでしょうか。
私は塾講師として、それを知る手立ては生徒のテスト結果であると捉えています。
塾の先生の使命は、学力向上。
つまりテストの点の向上です。
しかし、面白みのない先生がテストの向上だけを目指して授業をしても生徒はついてこないでしょうし、よりつまらない授業になるでしょう。
学生時代、テストの成績だけが良かった面白みのない人が先生になると生徒は学ぶ意欲が高まりにくいのではないでしょうか。
では、学びの場における面白みの正体とはいったい何でしょう︖
先生が生徒の理解度レベルをイメージして組み立て、準備をし、その授業のシュミレーションを行なった内容だと思います。
その時に必要な物が先生の想像力だと思います。
しかし、昨年までの日本の義務教育の教育課程には、想像力を育てるカリキュラムは存在していないと感じてきました。
美術、音楽、国語の教科の指導目標の中にそれがあったとしても、受験の学科テストに影響を及ぼすことはありませんでした。
従って日本人の多くの若者は、年々想像力を失ってきたのではないのかと私は感じています。
右から左へ機械的に仕事をこなすことは得意でも、新たな方法や新たな物を考えて形にする力は弱まっていると感じています。
文部省自体もそこを憂い、暗記型から想像型の思考学習へと移項しつつあります。
例えば英語では、家の中が見えない絵を見せて「What do you think are they doing in the house?」という質問が投げかけられます。
つまらない先生なら「They are having diner.」 
面白い先生なら自分を指差しつつ「They are having party for me.」と少々おどけて言うでしょう。
絵は想像的に答えやすく描かれていても問題を出す先生が想像力がなければ、生徒の想像力など育つでしょうか︖
また、想像力とは何歳でも育つものでしょうか︖
私は思考の臨界期である12歳までに想像力の90%が出来ると思います。
勉強は記憶力なくしては理解を深められません。
そして、記憶も理解もしやすくするのはインパクトです。
ですから脳へ語りかけるインパクトの入り口は面白く想像しやすいことが大切だと思います。
面白くない人に面白くしろというのは間違いだと思います。
しかし、先生と名のつくことを仕事とするのであれば、せめて今後の日本の受験問題を解き進める上にも、想像力の高まるインパクトあるレッスンを心がけてた指導をして頂きたいものです。
直営校MIRAI では、本年度よりその点を特に留意したカリキュラムで先生指導会を行なっています。

 

 

美しい目が欲しいなら

2016-10-26
美しい目が欲しいなら、人の良いところを探しなさい。
美しい唇が欲しいなら、優しいことだけを話しなさい。という言葉を女優オードリー・ヘップバーンは残しています。 
私の特技は、一歳以上の初めて会ったばかりのお子さんの本来持っているすばらしい能力を言葉にして表現できることです。
初めて会って10分程度で見抜くことができます。
これは、22歳で塾の先生になった時からでした。
勿論年を重ねるごとに指導キャリアを積みますから、見抜くスピードは短くなってきました。
お会いしたお子さんの保護者の方に、才能について感じた内容をお話すると保護者の方の目の輝きが増すのが分かります。
「会って10分で、我が子のことを親以上によく感じとってもらえるなんて驚きました︕」と皆おっしゃられます。
先日、新入スタッフの4 歳のお子さんがエンジェルコスモコースに入会してくださいました。
最初のレッスンをマジックミラー越しに、10分ほど見させて頂きました。
その時に感じ取った感想と共に、持って生まれた才能において感じたことをその新入スタッフに伝えました。
やはり、彼女の心が喜びで満たされたのが目を見て感じ取れました。
私の目は、子ども達の素晴しさを感じ取るための目です。
だから、22歳から58歳の今も私の瞳はキラキラしていると毎日感じます。
また出会う人たちによくそのように言って頂きます。
では、何故私が一瞬でそれぞれの子どもの持つ才能を感じ取れるようになったかというと、それには理由があります。
私は、両親が共働きだったため、3歳から6歳まで近所に住む祖母の家で月曜から土曜まで育ちました。
祖母の家は、今で言うコンビニエンスストアーのようなよろず屋をしていました。
幼いながら店番をしながら人間ウオッチングをかなりしていたようです。
一人ひとりの顔をじっくり見て『変わった顔︖︕』と失礼にもいい続けていたそうです。
つまり、一人として人間には同じ顔はないということに、幼いながら気づきそこに感動していたのではないかと推測します。
また、家に帰れば祖母の家の家風と我が家の家風の違いに気がつきました。
今思えば「親戚留学」みたいなものです。幼くして気づきの目を持てたのかもしれません。
「人の素晴しさに感動する心」 が持てたら自然にキラキラした目になれます。
子どもの頃に親兄弟から傷つけられて育ったことで偏屈になってしまった人がたまにいます。
そういう人には、優しい言葉だけを言い続けるのは難しいです。
でも、厳しい言葉だけでは「北風と太陽」の北風でしかありません。
状況が良くなることはないのです。
だからせめて自分の口からは美しい言葉だけを発していくと、心がけていきたいものです。
自分が心から変われば周りが変わっていくのは本当だからです。
今の私の使命は若い講師陣の目がよりキラキラ輝くために、私が彼らの才能を見抜きそれを真心からの言葉にして伝え続けていくことだと感じています。
また、それが子どもたちのための教育を後世へ繋げて行くことだと思っています。

 

 

思考力を伸ばすには

2016-07-26
私は、3歳児から6歳児までのエンジェルコスモ式知能因子別知能テストを考案しました。
このテスト結果は、コンピューターで瞬時に計算されます。
そして、各因子別に数字化されると共にご家庭での伸ばし方を示す事ができる仕組みとなっています。
これをプログラマーと共に作り上げたのです。
しかし、小学生になってからの知能の伸びを知るには、校外テストの結果などで推測するしか今まではありませんでした。
知能の土台は、6 歳までに90%作られるといわれています。
ならば、小学生になってからは、知能因子を土台とした思考力を調べるべきだと考えました。
そこで、小学生用の「思考力テスト」を導入し直営校の生徒さんに実施させて頂きました。
その結果、幼児期の知能指数の傾向とほぼ変わらない結果が出たのです。
その中で、最も顕著な差として現れたのは空間位置把握能力と言語能力の関係でした。
私は今まで言葉が出るのが遅かったお子さんや、ほぼ出なかったお子さんの研究をしてきました。
その中で言葉が出にくかったお子さんほど、空間位置把握の問題に強いことを知りました。
つまり、言葉が出にくいためにお友達と遊べず一人遊びの時間が長くなったのです。
そのため、一人で遊べる積み木やレゴブロックなどで遊ぶことが多かったことが一番の要因になったのだと思います。
勿論自宅にブロックや積み木があまりなかったのならば、空間位置把握問題に影響はさほど出なかったと思います。
人間は、五感から情報を脳に送ります。
つまり、赤ちゃんは脳の記憶回路に入れてもらう物事の情報が多ければ多いほど、物ごとに対する理解は深まって行きます。
しかし、情報が少なければ感覚で捉えるだけに終わってしまうことが多くなります。
私は、できるものならばルービックキューブの六面をハイスピードで揃えられる人の幼児期を、見てみたいと思います。
予想では一人遊びの時間が長く、黙々と積み木やレゴブロックなどをしていたのではないかと思っています。
生後から2歳までにできる限り沢山語りかけをし、積み木やレゴブロックなどで充分遊ばせるようにしましょう。
3歳からはレベルアップさせたピタゴラスやレゴブロック、そして絵本を1人でも読めるようにしましょう。
それだけで、思考力のための良い材料は脳に揃っていくと感じています。
今回の生徒さん方の思考力テスト結果を見て、12歳の思考の臨界期はやはり存在していると感じました。
そのため、今後は小学生に対して思考力を鍛える教材教具を取り入れた「思考力養成コース」を確立していこうと思います。

 

 

やりたいことが見つからない大学生

2016-07-26
35年間、多くの大学生の入社面接をしてきました。
そのため、このような大学生をつくってはいけないという事例も多々見てきました。
最も残念なのは、一流大学を卒業しても尚、なりたい自分を見つけられなかった大学生です。
大学生に何故その学部を選択したのかを問うと、近年の傾向として「高校3年生の段階でなりたいものが決まっていなかったため、あまり目的もなく選んでしまいました。」といった返答が多いことです。
そのため大学4年生の3 月になっても尚、自分の目指すべき進路が見えてこない大学生が大勢いるのです。 
塾講師という職業は子どもが好きで、小中学生くらいの勉強なら分かるからやってみようかな。と思われがちな職業です。
そのため、中には「子どもと共に成長していきたい︕」などと言う大学生も出てきます。
『ちょっと待って︕お金を頂いて子どもを伸ばす側の人間が共に成長をしていくって・・・勿論子どもをリードしていく側としてですよね︖︕』と、聞き直したくなるような大学生が沢山存在しているのです。
先日の会社説明会で出会った大学生は、高校3年生までなりたい職業もなく、勉強する意味も見出せず親の勧めるままに一浪して某有名大学に入学したそうです。
そのためか、1年生の終わりには既に学校に行けなくなってしまったそうです。
その後仕送りを止められたため、飲食のアルバイトを始めバイト仲間に励まされながら、2年間の留年を経て何とか来春卒業するそうです。
しかし、今も尚なりたい職業は見つかっていないそうです。
見つからないままに面接に来て、私の前で素の自分を出し本音を話してしまったのです。
まだまだ自分探しの途中だったのだと思います。
彼のような大学生は、今の日本には数え切れないほどいると思います。
しかし、20年後には現在の職種の50%がなくなるとまでいわれている日本で、若者はどう対処していったらいいのかを困惑するのも当然なのかも知れません。
私には、35年前の塾開校当初から決めていることがあります。
それは、『幸せになれる教育をすること』です。
そのための指針は以下の3 点です。
1.夢を描ける力を育む(方法は、好きな物が何であるのかに気付けるように誉めて育む)
2.優れた人と物に気づけるセンスを育む。(方法は、より良い人的物的環境を提供し続ける) 
3.お金をコントロールできる力を育む。(方法は、知恵がつくカリキュラムをプログラム化する) 
子ども達が学校を卒業するまでに、好きな仕事やなりたい自分を見つけられるように育むことが私の使命であり願いです。
また、一番好きな職業に着けなかったとしても「あの時あの先生に誉められたことが嬉しかったな。そうだ︕そのことに関連した仕事を探してみよう︕」と思い出してもらえるような言葉が掛けられる先生を、沢山作っていきたいです。

 

 

平野碧彩さん 浜松北高校国際科 合格おめでとう!

2015-04-21

平野碧彩さん(3才2ヶ月入会) 
MIRAI 英会話・知育エンジェルコスモ・スーパーコスモ・ジュクカフェコース

 

碧彩さんからのメッセージお母様&碧彩さん

3才から15才までMIRAIに通い、思うことはMIRAIの教育目標である「好きなことを仕事にできる生徒を育む」ということが理解できたことです。

私は、好きなことであるアニメを描く事と英会話をずっと続けてきました。

将来ウォルトディズニーの会社で、アニメーターとして働くという夢につながりました。

国際科の試験では、英語での対話を求められました。

MIRAI での個別特訓が活かされ、英語で正しく答えられたと思います。

MIRAIの後輩に伝えたいことは、MIRAI から出される宿題はとにかく全部やってほしいことです。

特に小学校時代にやった宿題が中学生になっていかされたと思うので、頑張ってください!

 

お母様からのメッセージをいただきました。代表&碧彩さん

小学校に入学するまでは、日本のTVはあまり見せず外国のアニメーションのビデオを毎日1 時間程見せていました。

MIRAIでは先に英会話コースに入会しましたが、3 ヶ月後知育コースを加えたところ自分から発表することに自信を持ち、英会話のレッスンでもたくさん話せるようになりました。

そうした意味でも、知育エンジェルコスモコースは学ぶ上での基本となることが身に付くレッスンであったと思います。

 

代表荒関からのメッセージ

まだ3 才だった碧彩さんを中学3年生まで指導させて頂けたことは、私の人生の中での宝物です。

人の一生の中の幼児時代・小学生時代・中学生時代の学びの道を共に歩めた事を嬉しく思います。

アニメと英語を結び付けて夢への道を歩んで行かれることを願っています!

 

 

 

内山陽貴君 浜松北高校国際科 合格おめでとう!

2015-04-17

内山陽貴君(3 才3 ヶ月入会)
MIRAI 英会話・知育エンジェルコスモ・スーパーコスモコース

 

内山陽貴君(3 才3 ヶ月入会)からのメッセージ3才3ケ月陽貴君

僕は幼い頃からMIRAI のコースの中では、様々なことをインプットしてくれた英会話コースが好きでした。

中学生になってから、学校で発音が良いとALT 講師に誉めて頂けました。

僕は小学生から野球をずっと続けてきたため、勉強との両立が難しい時期も多々ありました。

しかし、短時間にすべて終わらせられる集中力を幼児期より、エンジェルコスモコースでつけて頂いていたため、ここまでやってこられたと思います。

MIRAI の後輩たちに伝えたいことは、小学校時代に自宅でするMIRAI の宿題はやっておいた方が良いということです。

特に国語の宿題は中学生になって読み取るスピードアップにとても役立ちます。

算数の宿題は文章問題への抵抗を中学生になってなくしてくれました。

 

陽貴君のお母様からのメッセージ

エンジェルコスモや英会話コースでは、各先生方が一人ずつその子の良いところを見てそこをほめて伸ばしてくださったと感じます。代表&陽貴君&お母様

私は、小学校時代に子供と共に家庭でする宿題の時間こそとても重要であると今更ながらに感じています。

 

代表荒関からのメッセージ

陽貴君は3 才の頃からとても思慮深いお子さんでした。

口数は少なくともここぞというところでは、正確に答えられました。

国際科のテストでもその力が発揮されたと思います。

 

 

 

乳児(0歳から2歳)の心身と知能育成にとって大切な3つのポイント

2013-09-05

”乳児(0歳から2歳)の心身と知能育成にとって大切な3つのポイント”をご紹介します。

第1に 

横抱っこではなく縦抱っこをする。

また赤ちゃんの身体全体を毎日できるだけたくさん触ること。

第2に 

必ず口元を見せてたくさん話しかけること。

第3に 

絵本を毎日10冊以上読んであげること。

これらの事を私の運営しておりますMIRAIスクールでは推奨しております。

まだ実践されておられない方は是非実践してみてください。

子どもの目が輝く時…

2013-08-30

親は「我が子が目をキラキラさせながら、新しいことを学んでいってくれたらいいなあ。」

と思うものでしょう。

でも、子どもを誉めずに怒ってばかり育てると、

子どもの目は見事に雲がかかったようなぼやけた目になります!

その分岐点が4歳です。

4歳で目が曇るなんてことがあるのでしょうか?

『あるんです!』もっと怖いのは、親は我が子と毎日接しているので、

目の曇りに気が付かなくなることなのです。

親自身が、学ぶことを楽しんでいる姿を見せること。

誉めること。
(ママを誉めてくださる人も必要です。)

これで、子どもは大きく変わっていけます!!

ご自分が誉めて育てて頂けなかった場合は、尚更お子さんを誉めてください。

幸せな子どもの育み方と東大

2013-08-23

私は32年間自分の教室で、2万組の親子を見てきました。

その中でも特に思い出に残る親子が2組います。

1組目は「先生、この子東大にいけますか?!」と、

2歳の男の子を前にお母さんが真顔で何度も言ってこられた親子。

『お母さん。東大にこの子が本気で行きたいと思うようになったなら、

いける日が来るかもしれません。

しかし、今のお母さんの言動を直さなければ東大にたどりつく前にこの子の心が壊れてしまいす!』

と、私はお答えしました。

この親子は男の子が生後3ヶ月の頃お母さんが入院され、

2歳になってやっと一緒に暮らせるようにられたそうです。

私は、この子が2歳3ヶ月の時出会いました。

既に心が壊れ広汎性発達障害の中の小児期崩壊性障害だと思いました。

乳児の知能は、心の発達からなされていきます。

大切な0歳から3歳のときに、大人が関わり方を間違うと2歳で既に心が壊れ身体的成長も遅れがちになるのです。

0歳から3歳児の心を作るとは、親の言動そのものなのです。

常に美しい言動を心がけましょう!!

4歳からは感性を育てることが大切です。

豊かな感性を育てるとは、大人が子どもに素敵な美しい世界観を見せていくことではないでしょうか?

限られた時間の中でも美しい自然や美しい物、美しい言動の人に出会わせ環境を整えていくのが大人の役目ではないでしょうか。 

2組目の親子は、実際に東大に合格した女の子とお母さんです。

5歳で初めて出会いました。

今で言う場面緘黙症(外では何も話せなくなるが家では話す心因性からくる脳の障害)でした。

お母さんが「この子は外ではまったく話しませんが、荒関先生には少しお話をするようで驚きました。」

とおっしゃってくださいました。 

私は、どんな子どもにも心と脳を見て話すようにしています。

脳を見るとは、後ろに隠れているその子の親子関係です。

脳は怒られて育ったり、夫婦問題や嫁姑問題を見聞きして育っていると萎縮して固まっているように感じるのです。

この女の子のお母さんと、そんなお話をして根本を解決して頂きました。

中学生ぐらいから徐々に友達ともお話ができ、その後無事東大に合格しました。

東大に合格したから幸せになるのではありません。

脳が安心して育まれる環境があることこそが、幸せの根源なのです。

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