It’s OK to mix!
皆さん、日本語と英語の異なる言語を混同して話すことをどう思われますか︖
例えば、「apple を食べたい」「I want 牛」等と話す場合です。
もしお子様がそのような話し方をしたら、良く思われますか、それともあまり良くないと思われますか︖
おそらく、良く思われない方のほうが多いと思いますが、実はそうではないのです。
新しい言語を習得する過程はかなり複雑です。
間違えて使うことも多いでしょう。
それに加えて、多言語を混ぜて使う過程はさらに想像力が必要とされます。
ですから、想像力を駆使し、こういった話し方をする子供は、実はとても素晴らしいのです。
まわりの大人は応援することが大事だと思います。
そして、もし間違っていたらすぐに修正することより、お手本としてしっかりとした文章を教えてあげることで子供は自分の間違いに気づき、正しい話し方で言い直すことができるのです。
しかし、どちらの言語で直すべきか、という迷いもあるかと思います。
英会話の授業では、当然私たちは英語で返答しますが、家庭であってもできれば時々英語で返事をされる事がお勧めです。
自分の両親の前で英語力を見せるチャンスができて、子供たちもきっと喜ぶと思います。
先日、ある生徒から「ベースボールをやろう」と言われました。
「Baseball」の英語の発音は完璧だったため、「Letʼs play baseball?」と返答しましたら、生徒も「Yes, letʼs play baseball!」と返事をしてくれました。
人間は自分の用語範囲から利用可能な語彙を適切に選んで話すものです。
一言語しか知らない人はもちろん母国語しか話しませんが、MIRAI の生徒は将来バイリンガルになる勉強をしているため、時々言語を混ぜて話す事もあるかもしれません。
しかし、それは決して悪いことではありません。
生徒たちは、高い想像力を育みながら言語も学んでいることになるのです。