小学生時代国語が苦手な子どもは

2018/03/04

小学生時代国語が苦手な子どもは、中学生になると全教科において成績が振るわなくなります。

その原因が漢字です。

漢字が読める力は、全ての教科書の内容を理解できるスピードに大きな差がでるからです。

理解のスピードがテスト結果にでるのです。

書く力は、今や大人も子どももコンピュータに変容しつつあります。

いずれ読む力もそのようになってくるのでしょうか。

しかしテストを受けるということだけではなく、社会人になっていく過程で、読んで理解するスピードの元はやはり漢字にあるのです。

しかも、中学生になってから小学生の漢字をやり直す時間はほとんど取れないのが現状です。

MIRAIでは漢字トレーニングという教材をかつて私が選び、開校以来長年使用しています。

この教材の良さは何と言っても、無学年制です。

その子の努力次第で学年を超えて進んでいけるところにあります。

次に、読みと書きの両方の力が自然についていくところです。

しかし、書くこと自体が苦手な子どもがいます。

これは、ほとんどの場合目に原因があります。

視力検査だけでは、分からない問題があるのです。

目の機能障がいともいえます。

いわゆる文字障がいは、漢字のみならずアルファベットのaとuの区分けが出来にくかったりもします。

俳優のトムクルーズ自身が、自分は文字障がいであると言っており、台本は読んでもらって覚えるという方法をとっているそうです。

近年この傾向が子ども達の中に時々見られるようになりました。

原因は2つあります。

1つは、生後4か月の間に目を見て話しかけ、目の焦点を合わせる時間が足りなかったこと。

2つ目は遺伝です。

文字障がいではないかと気が付いた場合は、まずは漢字の読みを先行し小学6年生まで終わらせます。

これだけでも、中学生になって全教科の基礎力になります。

中学生になると、部活も始まり増々漢字の練習をする時間がとりにくくなります。

小学6年生までには、漢字トレーニング2級までを終了させてください。

これを私は切に願っております。

中学生になり成績が伸び悩むようになってからでは間に合わないのですから。

 

 

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