私立中高一貫校と小中一貫校の受験

2017/06/29
地方都市では、公立小学校から公立中学へ進級することが通例です。
私立の中学を視野にいれることの方が、まだまだ珍しいのです。
しかし、教育が大きく変わろうとしているここ数年、いよいよ多くの方が私立中学を視野に入れ始めています。
つまり、2020年までに大学入試内容が変化していく現在、中高一貫校である方が対策を立てる上で大学受験に有利に働くことが多いからです。
一つの例でいえば、中学3年生までに高校1年生の英数国の内容を習得させておくことです。
高校生になってからは、大学進学のコース別に社会と理科を選択すればよくなると言う訳です。
従って大学受験に向け、効率の良い勉強を進められるのです。
首都圏の中高一貫校に通われた生徒は何十年も前からこのようにしていたと考えると、如何に地方都市の公立高校生が、大学受験において不利であったかが分かります。
私立の中高一貫校の最大のメリットは、大学受験対策を6年間の中で立て、学び続けることが出来ることです。
しかし、私は中学が大学受験のための予備校化することだけにはなって欲しくないと切に願っています。
私立経営は、大学の合格率で決まるとも言えます。
ならば、小中一貫校で、思考力が出来上がる12歳の思考の臨界期までを目いっぱい鍛えた方が、得策ではないかとも思うのです。
器が出来上がってしまってからの勉強に対する労力は、12歳までの勉強に対する苦労の比ではないと思います。
いずれにしても、本人が好きなものが何であるかが分かっており、夢を持って進んでいくことが大切なことだと思います。
今後も0歳から12歳の一貫教育「能力開発MIRAI」として講師一丸となり、進んでまいります。
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